作者紹介
木片から一つの食器を削り出すことはとても興味深く
いつまでやっても飽きることはありません。
背中を丸めたまま長時間同じ姿勢でいると
気がついたときには体がミシミシ言っています。
時空を漂うような感覚。
仏像彫り、、ではありませんがそれに近いのかもしれません。
東京の出身ですが、若い頃に横浜に移って
木工加工やアンティーク家具の修復修理の仕事をはじめました。
しばしば事業所も移りながら自分なりの個性が組み立てられ、
作る品物の個性もそれに倣ってきていると思います。
作り上げる品物は派手に目を引く品はありませんが
シンプルで飽きのこない形状かと思っています。
ひとつずつ心をこめて製作しております。
各地出展の際には手に散ってご覧いただければ幸いです。