お知らせと日記
そごう横浜校・ルミネ横浜校で
漆が扱えるようになりました
嬉しいですね!
これまでオイル仕上げだけでしたが
これでグンとバリエーションが広がります!
使用方法など細かい設定は各教室で決めましょう。
サクラの木を削り出し
小さな食器を作りました
大まかに木取りをして
バンドソーで型を切り出し
小刀と彫刻刀でほぼ完成させてから
全体をサンドペーパーで仕上げました
匙の持ち手部分はややふっくらさせて
全長をストレートにデザインしました
子供用というと一般的に
口元部分は厚く作るのですが
食べづらそう との意見も聞かれますので
すこし薄めに設計してあります
フォークも匙と同じくストレートタイプです
シンプルです
先端部は刺した食品が落ちにくいように
切り込みを深めにしました
匙もフォークも先端部分は
一般に売られているものより薄く仕上がっています
こうすることで食べやすくなっていると思います
しかしその反面 耐久性は下がります
ですので
’’あまり噛んでしまわないように’’
’’あまりトントンしないように’’
教えてあげていただきますと嬉しいです
大切に使うと
かなり長い間使えます
お子様が成長してもう使わなくなってしまったら
保管しておいて大人になったらまたプレゼントしてあげてくださいね
きっと嬉しいと思いますよ
■長さ およそ145ミリ
■材質 日本産のサクラ
■仕上げ 食器適合のウレタン塗装後にクルミオイル
■金額 匙とフォークのセット4000円(税抜)
今日は同じ職業の若者が大きな怪我をしてしまいました。
近くにいたわたしが応急対処をしたのですが
彼はみるみる血に毛が引いて痙攣をした後
座り込んでしまいました
ショック状態です
周りにいた人たちも助けてくれて
その後ゆっくり話しかけながら
椅子に座らせ落ち着くのを待ちました
すぐに回復して救急車の到着を待ちます
今まで見てきた木工の怪我としては
軽いほうなのですが
当事者にとってはショックは大きいはずです
ほんの一瞬の気の迷いが
事故を招きます
これは機械加工に限ったことではなく
鉋やノミなどを扱った手加工でも多く見受けられます
現在は木工教室に通われる方も多くなってまいりましたので
これを機に
今までも言ってきましたが
より一層「怪我に注意しましょう!!」を
言っていきたいと思いました。
そんな一日でした
なぜか最近は修理案件が多いのです
箸、さじ、フォーク、楽器
家具の製作からアンティーク家具の修理修復などをやっていたため
木製品のお直しはけっこう得意としています
なので修理の依頼が来たときは面倒などとは思わず
むしろ 今度はなんだ? って前向き姿勢で取り組みます笑
お直しで最も多いものは「箸」ですね
先端を噛む人が案外と多くて
傷んでしまった箇所を削って
ちょいと短くなりますが
まだまだ使用できるものがほとんどです
「箸」というものは
人によっては毎年交換している場合も多く
こうやって直しを依頼していただけることは嬉しいものです
私が扱う箸の材料は ナラ または桜が殆どで
黒檀のように硬いものではありません
黒檀の材料も所持しているのですが
なんだか表情がかたくて
それと先端が痛そうで
作る気になれないんです
私としては
素朴な材料で作って
漆で仕上げるのが
自分に合った作り方なのだと思います
漆は
今が一番いいですね
暑すぎない
ほどよく湿度もあって
梅雨の時期は 体感的には好きではないのですが
漆には最適かと思うと プラマイゼロな時期です
告知です
来月は三浦の「ワンこぱん」さんで
品物の展示があります
2〜3週間ほど期間がありますので
どうぞゆっくりご覧ください